突然の台湾短期出張でした
現地滞在は移動日含みで5日間、滞在地は新竹
かの国を訪れるのはこれが3度目
初入国は1986年、2回目はその2年後の1988年と実に37年ぶり
当時の滞在地は台中と高雄で新竹は今回が初めてなのでありました

それなりの予定が組まれた短期間出張というコトもあり、撮り鉄なんぞをする時間もあるまい
と、端から諦めておりましたが、、、ナント!
5日間の中日となる4/08に予定変更でFree Timeゲット!!!
ヨロコビ勇んで新竹站(新竹駅)へと向かったのでした
行動時間に制限があるので乗り鉄は無し
国内でも旅先などでよくやる駅構内でのお電車撮り "駅撮り" をしましょ
と切符売り場で入場券を探すも"没有"
(没有:発音は Méiyǒu、意味は "無い" あるいは否定する際の接頭語 です)

駅員さんに乗車しないけど構内に入りたい旨を話すとID(パスポート)を預ければ入場可能とのコト
して、パスポートと引き換えにこの入場証(月台出入證) ↑ を渡されたのでした
(月台: 駅のプラットホーム です)

入場して駅構内を見渡すと、ウレシイことにこの駅はプラットホームだけではなく車庫・電留線も隣接してました
更に嬉しさ2倍! アメロコたちがいるではないですか

これらのEL、DLたちはいずれも米国製でございます
タイミングも良く、DLがヤードを行き来しておりました

このDL、今や米国の大手鉄道メインラインではお目にかかることはないクラシカルな6軸ロコで、タイプとしてはSD9あたりでしょうか
落ち着いた車体色を相まって、まさにベーコク内で走行しているかの様な雰囲気でありました

撮影時刻は朝の9時台
ひとシゴト終えたのか2両編成の気動車が入線し、乗客を降ろしたあとはヤードへ
そしてこの後は洗浄線へと向かってゆきました

1画めの駅舎は日本統治時代に日本人技師による設計との由
また、こういった付帯設備 ↓ もまた日本国内の何処ぞの駅構内にありそうな雰囲気であります

更に更に!!
ヤードの隅っこに居たのがコレ ↓ 検測車ですね 台湾版のDr. Yellow ~

駅構内入場には1時間の時間制限あり
終了時間となったので再び駅員詰所に行き入場証返却、パスポートを返してもらい引き上げたのでした
初めて台湾に訪れた1986年、当時はまだ戒厳令下にあってこういった鉄道施設や車両を撮るのはご法度でした
出張に際しての諸注意事項にも撮り鉄はダメよ~ というコトで、当時は乗車以外の目的で駅に近づくことも避けておりました
その戒厳令も翌1987年には解除となった様ですが 1988年の2回目出張の際にも撮り鉄は無し
そんなコトを思い出し、隔世の感 大アリだわな~ と思うのでありました
posted by nexus8 at 10:37|
Comment(5)
|
鉄道
|

|